一般社団法人とNPO法人の違い
一般社団法人とNPO法人は、どちらも非営利の法人であることは共通しています。
もっとも大きな違いは、一般社団法人・財団法人は、その行う事業の公益性に関わらず、簡単に設立できることに対し、NPO法人は所轄庁の認証を得てから設立するという点です。
他には、NPO法人は非営利であることと、特定非営利活動(17の事業を主たる目的とし、かつ不特定多数の利益を目的とする。)を行うことを要件としている点です。一般社団法人は事業の公益性を問われませんので、大きな違いとなります。
またNPO法人では社員の入会に関して、不当な条件をつけることはできませんが、一般社団法人ではこのような誓約はありませんので会員の範囲を事由に限定することができます。
さらにNPO法人は所轄庁の監督を受け、情報公開が求められるのに対し、一般社団法人ではこのような制度はありません。
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